清輝窯業会社

会社製品 VOC 触媒

VOC 排気汚染管制は現在の環境保護おける新しい活動です
V OC( Volatile Organic Compounds ) とは、各分野の工業における生産過程で生じた揮発性有機化合物のことです。一般的な例としては、家電、車、オートバイの塗装工程、石油精製工場、ガソリンスタンドの石油製品の揮発、 PU プラスチック製造プロセス、塗料、溶剤製造などであり、そこから発生する有機溶剤の蒸気は、人体に極めて深刻な危害を与えます。また濃度が非常に高い場合には、爆発や燃焼の危険性もあります。そのため空気中に直接排出されないよう処理しなければなりません。

触媒の焼却が VOC 排気処理の近道です
触媒の焼却は VOC 排気処理における有効的な処理方法です。高活性触媒の利用により VOC の酸化反応を速めることができ、排気を無公害の CO2 と H2O に転化させます。簡単な設備は操作費もそれほどかからず、また二次汚染の心配もありません (NOx 、固体、液体廃棄物など ) 。大型工場の排出処理もでき、また小型設計セットでは、消臭など家庭での応用にも非常に適しているなど、様々な長所があります。

触媒焼却方式

技術原理

触媒焼却処理の主な反応は以下の通りです

触媒の有無に関わらず燃焼反応は起こりますが、触媒を使用すればその排気の処理温度を 250 ℃下げることができます。

以下はよく見られる VOC 排気の、触媒の使用・不使用における燃焼温度の比較表です。

VOC 種類

直接式 ( 触媒無し )

触媒式

ベンゼン

560 ℃

300℃

トルエン

550 ℃

350℃

フェノール

700 ℃

400℃

スチロール

880 ℃

350℃

メチル・ アルコール

460 ℃

150℃

ブチル・ アルコール

350 ℃

200℃

ホルムアルデヒト

430 ℃

300℃

アセトン

650 ℃

250℃

※ 操作温度は排気濃度と流速の影響を受けます。

システム紹介

触媒焼却システム設計は非常に簡単です。以下の図は各設備の重要なモジュールの説明です。

予熱器には電熱式、天然ガス、６号級重油を採用し、メンテナンスのニーズに従い、使用時の通風量を判断し操作します。熱交換器は VOC 燃焼の廃熱を誘導過熱、または他のことに利用することができます。同様に排気濃度と使用環境に応じた選択を行うこともできます。

触媒規格:

型　番

触媒形式

使用状況

MR – J

うず巻形ガスケット¶

中低通風量排気処理、酸性気体成分を含まない

MH-T

金属蜂の巣式†

高通風量排気処理、酸性気体成分を含まない

CH-U

蜂の巣セラミックス式¶

高低通風量排気処理、大中工場、酸性気体に耐性があり、抵抗は小さい

CF-W

発泡セラミックス式¶

高低通風量排気処理、大中工場、酸性気体に耐性があり、柔軟性をもった外形、サイズ変化

顆粒式

低通風量、器機排気 (CO.H 2 ) 処理、抵抗は大きい

¶ 蜂の巣セラミックス式触媒は以 15cm x 15cm x 15cm の立方体を基本単位とし、発泡セラミックス式及びうず巻形ガスケット触媒規格は取引先のニーズに従います。実際に使用する際は、必要なサイズに合わせていくつかのユニットを積み重ねることもできます。

† 金属蜂の巣式はニーズに合わせてサイズを変更することが可能です。外形は四角形、円形どちらも可能で、小型の消臭またはご家庭での利用に最適なユニットです。

適用範囲 :

鉄製缶印刷業

化学工業

印刷業

塗料業

電子、半導体

煎りコーヒー業

磁気テープ業

エナメル線業

ＰＥ薄膜業

食品工業

ゴム業

自動車塗装業